パナリ焼展 琉球弧の風
2013.8.24satー9.8sun
開館時間 11:00〜17:30 定休日 水曜日
入館料 500円(コーヒー or 抹茶+お菓子付)
パナリ焼は沖縄県の八重山諸島の新城島(通称 パナリ)で約200年前まで作られていた謎多き「幻」の土器です。パナリ焼きの醸し出す雰囲気、佇まい・・・土のもつ柔らかさ、豊かさ、優しさ、強さ・・・。時代、場所、全てを超越した存在で人が作るものの原始的な創生を想起させ人が作るものの行く末をも示しているのでは・・・と感じさせるパナリの土器。今展は学術的、考古学的な観点だけではなく人が作り出したひとつの造形物としての側面にも光を当てた「パナリ焼展ー琉球弧の風」展です。
——————————————–
[パナリ焼展 記念イベント]
琉球茶会 9月7日[土]
①13:00~②14:00~③15:00~
定員:各限定8名様×3(要予約/先着順)
会場:展示室内
会費:1,500円(入館料含む)
沖縄の古陶磁や琉球漆器など沖縄にまつわる様々な道具を使い波照
ライブペインティング
小林裕児展、今日はライブペインティングが4時から始まります。
演奏は東フィルのコントラバス奏者、遠藤柊一郎さん。
小林さんがスケッチブックに向かい、手慣らしされているところへ、
遠藤さんが到着されました。
土の部屋と出会う
小林裕児さんの言葉をご紹介します。
土の部屋ーー
何かを感じさせる場所というものはあるもので、現代の名工たちによって造られた
菜の花展示室の圧倒的「土」の部屋に出会ったのです。
この場所に震災前に制作し、象徴としてのいのちをモティーフとした僕の3つの作品
「 何処から」「何処へ」「地の宙」を宙吊りにしてみました。
それぞれの壁や地から一定の距離を保ち独立して土の部屋に在る3つの作品たちは
物であることを忘れたかのように一つになって僕の中に戻ってきました。
小林裕児
小林裕児 土の部屋と出会う
小林裕児 Yuji Kobayashi
土の部屋と出会う
2013年5月10日.金―5月19日.日
Open11:00―17:30/Close15日(水)
先日、小林裕児さんが毎日ドローイングを描き続けていることを知った。 そのノートには、色あせた古布が貼りつけてあったり、渋紙がほどこされ たりした上に彩色され、強い線で人物が浮かびあがってくる。めくる 一枚、もう一枚とひっぱがして持ち去りたい気にさせる。 舟出するロングボードや、小舟に乗って、森や海へくり出して、人と動物 や鳥たちと出会う。中世のフレスコ画の中にまでまぎれこんで、又、劇場 の人物のかたわらにいて、言葉を失った本人は物語を描いているようだ。 僕はといえば、21 年ぶりの再会なのであった。 今回は、「土の部屋と出会う。」というテーマで、土間と土壁の菜の花 展示室が舞台。 そこで5月12日(日)には、東フィルのコントラバス奏者、遠藤柊一郎君 とのライブペインティングの企画を立てました。 ぜひお出かけください。
店主 たかはしたいいち。
リーフレットのダウンロードはこちらから(PDF 1MB)
井上有一 YU−ICHI
2013年4月6日.土―4月15日.月
Open11:00―17:30/Close10日(水)
井上有一さんの書と私が出会ったのは、没後2年の6月だった。その後、井上有一さんが「菜の花」をなんと一枚だけ書かれていたことがわかった。是が非でもと、その書をいただいてお店に掛けた。
それから10年ほど「花」、「貧」をテーマに企画をしてきましたが、3.11がおきたことでどうしても菜の花展示室をもたなければと思い立ちました。それは「一日一日がいうなら絶筆を書いているような気がしなくもない」という井上有一と、もう一度向き会い、この10年は企画してみようと決心したからです。昨年は「貧」を内田鋼一さんの大壺とのコラボ。今年は初心にたちかえり「花」を選びました。「鳥」がやってきたり、「花下草上」が来たり、おもしろいことになりそうです。道元の言葉や、「だんご」や「がまがペシャンコ」等、自由自在にあばれております。ぜひとも貴方にみてもらいたい。
僕は有一の書から、自由と勇気をいただいております。
店主 たかはしたいいち。
リーフレットのダウンロードはこちらから(PDF 1MB)