望月通陽展
2015年12月5日.土―12月13日.日
在廊日 /12月5日 定休日 /12月9日
クロワッサンから今回の企画に問い合わせがあった。僕はいつもテーマなど聞くことはないのだが、そこで望ちゃんが答えている。
「はずかしいくらい、ずっと変わらない思いといいますか。彫刻でも染めでも版画でも、言いたいことはたったひとつ、自然のなかでの人間の存在。人の大きさについてずっと考えている。」
羊の上に乗り、光の束を持つ人や、花を持つとスーッと開いていく花の姿や、どこかに行こうとする人の姿勢が、何と自然で不思議な世界へと導いてくれることだろう。今回は特に大きな彫刻が来るという。どう展示するか、楽しみ。ご存知の方もあるとは思いますが、展示室の外壁にも、望ちゃんの大きな鉄の作品があります。中の作品と共に、改めてじっくりご覧下さい。
2015.11.21 高橋 台一