お知らせ
トークイベントは、展示会場内にて開催のため、イベント中(14:00−16:00頃まで)は、展示会場をご覧頂くことができません。大変申し訳ございませんが、ご了承くださいませ。
お知らせ
26日開催の中村好文さんのトークイベントは定員に達しましたので、募集を終了いたしました。
中村好文の家具展|Yoshifumi Nakamura
中村好文の家具展|Yoshifumi Nakamura
Furniture Design Exhibition 1981-2013
2013年1月19日.土―2月3日.日
O p e n 11:00―17:30/ C l o s e 23日(水). 30日(水)
作家在廊日 19日(土)トークイベント・26日(土)
黒田泰蔵展 KURODA TAIZO
2012 10.27 Sat. ― 11.4 Sun.
Open11:00 ―17:30/Close31. Wed
作家在廊日27日(土)
轆轤と出会った頃から「円筒」と言う言葉が、僕の心から離れた事はなかった。その事がここ数年、日増しに強くなり、「脳の命令」と自分で呼んでいた。日常と非日常との平衡を保つため、今、僕は円筒を創る事が必然なのです。
黒田さんは今回、展示にあたって、シリンダーについて上記のように語った。ちょうど12月2日まで東京国立近代美術館工芸館「工芸をめぐる11の思考」で、シリンダー9点を展示している。当展示も急遽、現在直下の黒田さんの意思に呼応した。作陶をはじめて45年。この20年ひたすら白磁に挑んできた。そして今、基本の基本的カタチ、シリンダーに心をこめ、たゆまず、没頭して、自分の全てを注いでいる。その抑制された表現に、痛々しさ、刺すようなするどさを感じさせることはない。すっと立ち上がる姿形は、いま生きている私たちに、精神性の高さ、可能性や、明るさを与えている。自然体に至るこの数年の体験が、普遍性への高みへと押し上げた。ロクロを引き続けること、海をみおろす自邸の庭づくり。ロクロを動かすその作業が心を鍛え、いままでの作為をものともせず、両の手におさまるカタチにまで調和をみたのである。みえてくるのは、この世のものとは思えない、深い呼吸がはきだす、かすかによせる波のようなロクロの線の美しさである。
2012.10.10. 菜の花店主・たかはしたいいち
展示室リーフレットはこちらよりダンロードできます。(PDF2.1mb)
黒田泰蔵略歴
1946年 生まれる
1966年 カナダの陶芸家Geatan Beaudin (ゲータン・ボーダン)氏の元で陶器作りを始める その間、益子の陶芸家島岡達三氏の元で勉強
1975年 カナダの製陶会社SIALにデザイナーとして勤務
1978年 カナダQuebec,St.Gabriel (ケベック州セイント・ガブリエル)にて築窯
1981年 帰国、伊豆松崎町にて築窯
1991年 伊豆伊東市にて築窯 各地にて個展開催 現在に至る
黒田泰蔵展の会期についてお知らせ
10月開催の黒田泰蔵展の会期が、10月27日〜11月4日までとなりました。
10月26日までの期間は、箱根菜の花展示室はクローズとなります。
どうぞよろしくお願い致します。
望月通陽展は終了しました
最終日は、激しい雨と、停電による列車の遅れがありましたが、クロージングコンサートには、キャンセルもなく、たくさんのお客さまにお越し頂きました。
のれんの展示はそのままに、ゆったりと置かれた椅子に腰かけて、つのださんの演奏と望月さんの型染めが一体となってとても贅沢な時間でした。
写真は打ち上げの1コマ。つのださんのお友達、イギリス人の歌手の方が美しい英語で歌ってくださいました。