井上有一の書
2017年1月7日. 土 ― 1月15日.日
Open 11:00 ― 17:30/Close 11日(水)
あけましておめでとうございます。
僕が井上有一の書に出会ったのは31年前。
かねてから呼ばれていた俳人の永田耕衣に
初めて会いに須磨まで行き、井上有一の書がすごかった。
それは「花」という文字だった。野口英世の母の書が、
中学の頃から好きで、会津まで見に行ったことを、
強烈に思い起こさせるできごとだった。
最初に手にしたのは、渋谷のPARCOで
小さな力を抱きかかえているような「花」を手に入れた。
「貧」と「花」、「上」と「母」「一匹狼」と
「菜の花」、「夢」と「花下草上」など、この30年
出会ったものを大事にしてきました。
ぜひそれを、年の初めに皆様に見ていただきたい。
そして今年はもう一回、井上有一の亡くなった
6月15日から、有一の企画展をします。
2017年が、みなさまにとってすばらしい年になりますように
店主 たかはしたいいち。