丸山正 黒物着
2014年9月18日. 木― 9月23日. 火
open 11:00 ―17:30
作家在廊日 18日. 19日. 23日
20日・21日には、刺繍家の三原佳子さんが在廊。
三原さんはマルファクトリーの帯に刺繍をされています。
・丸山 正による巻き付けパフォーマンス
丸山正さん在廊日の随時開催
反物を身体に巻き付けてもらうだけなのに、まるで着物と帯を
身につけているように感じられます。
あなたもぜひ体験して、変わりゆく自分を発見してください。
10年前に丸山さんは製作の場を長野の旧大岡村に移した。何を考えているのかはわからないが、僕にとってはふと立ち返らせてくれるものがある。
どういう風にしたいか、やっている姿勢についてそれを一年前に代官山で確かめ合った。
会ってからこの方、ずうっとやってきたことを振り返ってみたら熱いものがあるというよりは、じわじわとくるものがある。モノではなくヒトから。
うちでの企画は4年間のブランクの後で、ちょうど10回目に当たる。じいっと、しっとり登場です。
丸山さんは高田喜佐さんに出会いたくてじっと待ち構えていたそうだ。その喜佐さんから紹介されて、僕と出会ったのが15年前。
この夏書家の華雪さんと行けなくなってしまった大岡村。もし行けたら宮城まり子さんと出会えていたかもしれない。
「20年前の反物があるの。いま着たいの。」と言って来られたそうだ。僕が感じているものと、宮城さんが感じているものが近いような気がした。また20年じいっと待っていたというのが、丸山さんが僕を立ち返らせてくれる感性や精神に近いものの気がします。
2014 .9 .7 菜の花店主 たかはしたいいち
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