一日だけの井上有一展
2022年6月15日のみ
11:00〜17:00
展示室で命日の6月15日、1日限りの井上有一展になります。有一は どうしてもスペースのある展示室で企画したいし、命日に合わせて京都出身の華雪さんに 京都寺町で展示してもらうことにしたし、僕の勝手な企画であります。尚、有一の〈花〉2点は 寺町菜の花に展示します。 ところで僕の父親は有一よりひとまわりほど年上でしたが、なぜか顔つきが似ています。 僕は有一とは生前会えていないが、その書と共に人生を生きて来た。だから僕の人生に存在 していた方です。その書から元気をもらい励まされて来た。またある時はその書と対決し、 そのパワーに追いつめられもした。優しく包み込まれた時もあった。その経過で、嫌っていた 父親に対しても自分の気持ちが変化していた気がします。 今、ウクライナを始め、世界各地で戦争や紛争が続いている。止めさせなければなりません。 東京大空襲に巻き込まれて生死の境を彷徨った有一の悲しみが増すばかりです。
〈貧〈〉母〈〉夢〈〉愛〉大きな〈花〉に会いに箱根に来てください。
2022年6月1日 うつわ菜の花 髙橋台一