ライブペインティング
小林裕児展、今日はライブペインティングが4時から始まります。
演奏は東フィルのコントラバス奏者、遠藤柊一郎さん。
小林さんがスケッチブックに向かい、手慣らしされているところへ、
遠藤さんが到着されました。
土の部屋と出会う
小林裕児さんの言葉をご紹介します。
土の部屋ーー
何かを感じさせる場所というものはあるもので、現代の名工たちによって造られた
菜の花展示室の圧倒的「土」の部屋に出会ったのです。
この場所に震災前に制作し、象徴としてのいのちをモティーフとした僕の3つの作品
「 何処から」「何処へ」「地の宙」を宙吊りにしてみました。
それぞれの壁や地から一定の距離を保ち独立して土の部屋に在る3つの作品たちは
物であることを忘れたかのように一つになって僕の中に戻ってきました。
小林裕児
小林裕児 土の部屋と出会う
小林裕児 Yuji Kobayashi
土の部屋と出会う
2013年5月10日.金―5月19日.日
Open11:00―17:30/Close15日(水)
先日、小林裕児さんが毎日ドローイングを描き続けていることを知った。 そのノートには、色あせた古布が貼りつけてあったり、渋紙がほどこされ たりした上に彩色され、強い線で人物が浮かびあがってくる。めくる 一枚、もう一枚とひっぱがして持ち去りたい気にさせる。 舟出するロングボードや、小舟に乗って、森や海へくり出して、人と動物 や鳥たちと出会う。中世のフレスコ画の中にまでまぎれこんで、又、劇場 の人物のかたわらにいて、言葉を失った本人は物語を描いているようだ。 僕はといえば、21 年ぶりの再会なのであった。 今回は、「土の部屋と出会う。」というテーマで、土間と土壁の菜の花 展示室が舞台。 そこで5月12日(日)には、東フィルのコントラバス奏者、遠藤柊一郎君 とのライブペインティングの企画を立てました。 ぜひお出かけください。
店主 たかはしたいいち。
リーフレットのダウンロードはこちらから(PDF 1MB)
井上有一 YU−ICHI
2013年4月6日.土―4月15日.月
Open11:00―17:30/Close10日(水)
井上有一さんの書と私が出会ったのは、没後2年の6月だった。その後、井上有一さんが「菜の花」をなんと一枚だけ書かれていたことがわかった。是が非でもと、その書をいただいてお店に掛けた。
それから10年ほど「花」、「貧」をテーマに企画をしてきましたが、3.11がおきたことでどうしても菜の花展示室をもたなければと思い立ちました。それは「一日一日がいうなら絶筆を書いているような気がしなくもない」という井上有一と、もう一度向き会い、この10年は企画してみようと決心したからです。昨年は「貧」を内田鋼一さんの大壺とのコラボ。今年は初心にたちかえり「花」を選びました。「鳥」がやってきたり、「花下草上」が来たり、おもしろいことになりそうです。道元の言葉や、「だんご」や「がまがペシャンコ」等、自由自在にあばれております。ぜひとも貴方にみてもらいたい。
僕は有一の書から、自由と勇気をいただいております。
店主 たかはしたいいち。
リーフレットのダウンロードはこちらから(PDF 1MB)
箱根菜の花展示室の次回予定
このあと2月、3月は、
箱根菜の花展示室はCLOSEさせて頂きます。
次の企画展は、桜の季節、4月6日より、
井上有一の書 展となります。
3月6日より、19日までの期間、
菜の花暮らしの道具店が新宿の伊勢丹に出店致します。
詳細は菜の花暮らしの道具店のHPをご覧ください。
日なたぼっこ
斎藤双葉さんの動物たち
カモノハシ、ハクビシン、カピバラ、ヒツジ
鉄の脚と、ふわふわボディ、鉄の耳と木の顔、胃素材がすんなりおさまって不思議な存在感を醸し出し、宅急便のお兄さんを驚かせてしまうことも。
中村好文さんの家具展は終了しました
連日たくさんのお客さまにお越し頂いておりました、中村好文さんの家具展は、2月3日で終了致しました。
箱根菜の花展示室は4月までクローズさせて頂きます。
小田原の小さな町屋、中村好文さん設計の『うつわ菜の花』では、2月11日まで、店主高橋の『すきなものたち』展を開催中です。
うつわ菜の花は、25年以上前に、中村さんに設計して頂いた、店主の自宅。その中に店主の好きな作家の方々の作品が並びました。